日本酒・焼酎に特化した認定制度である「J.S.A. SAKE DIPLOMA」の練習問題対策サイトです。
公式教本を読みながら、要点まとめを参考にしていただき、4択問題を解くことで本試験の感覚を覚えていきましょう。
以下の問題には解説もつけていきますので、解説も理解することが重要です。
問題
▶増醸酒が廃止されたのはいつか?
1. 2003(平成15)年
2. 2004(平成16)年
3. 2005(平成17)年
4. 2006(平成18)年
◇正解. 4. 2006(平成18)年
教本ページ 17
解説:第二次世界大戦後、戦時中の農業の荒廃に加え、
日本国内の人口増加に伴い、深刻な米不足の事態となった。
また酒類も不足し密造酒、いわゆる闇酒が横行し社会的な問題になった。
このような背景もあり三倍増醸法(三増酒、増醸酒)が普及した。
その後増醸酒は2006年の酒税法改正により清酒の定義が改正されたことに伴い廃止された
問題
▶精米歩合とは、白米のその玄米に対する何の割合のことか?
1. 体積
2. 容積
3. 重量
4. 水分含有量
◇正解. 3. 重量
教本ページ 11
解説:精米歩合とは、例えば精米歩合60%というときには、玄米の表層部を40%削り取る事をいう
米の胚芽や表層部にはタンパク質、脂肪、灰分、ビタミンなどが多く含まれ、
清酒の製造において必要な成分であるが多すぎると清酒の香りや味を悪くする原因にもなる
問題
▶清酒の製法品質表示基準では本醸造酒の精米歩合をどのように規定しているか?
1. 70%以下
2. 60%以下
3. 50%以下
4. 規定なし
◇正解. 1. 70%以下
教本ページ 12
解説:本醸造酒は70%以下 吟醸酒、純米吟醸酒は60%以下、
大吟醸酒、純米大吟醸酒は50%以下と定められている。
特別純米酒と特別本醸造酒は60%以下または特別な製造方法で造られ説明表示を必要とする
問題
▶米の胚芽や表層部に多く含まれ、
多すぎると清酒の香りや味を悪くする成分として
間違っているものはどれか?
1. タンパク質
2. 脂肪
3. 灰分
4. 乳酸
◇正解. 4. 乳酸
教本ページ 11
解説:米の胚芽や表層部にはタンパク質、脂肪、灰分、ビタミンなどが含まれている。
精米によってこれらの成分を少なくした白米を使用する。
精米歩合によって香りや味の表現が変わってくる
正解率はいかがでしたでしょうか。
合格を目指すのであれば、解説ましっかりと理解したうえで、
70%以上の正解を求められます。
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