日本酒・焼酎に特化した認定制度である「J.S.A. SAKE DIPLOMA」の練習問題対策サイトです。
公式教本を読みながら、要点まとめを参考にしていただき、4択問題を解くことで本試験の感覚を覚えていきましょう。
以下の問題には解説もつけていきますので、解説も理解することが重要です。
問題
▶地理的表示「日本酒」が指定されたのはいつか?
1. 1975(昭和50)年12月
2. 2010(平成22)年3月
3. 2015(平成27)年3月
4. 2015(平成27)年12月
◇正解. 4. 2015(平成27)年12月
教本ページ 10.232
解説:お酒について「正しい産地」であることと、
「一定の基準」を満たして生産されたことを示すのが「地理的表示(GI)」です。
酒類の地理的表示の指定は、産地からの申立てに基づき、国税庁長官が行います。
地理的表示の不正使用は行政が取締りを行います。
問題
▶地理的表示「日本酒」を名乗るために必要な、
国内産米の最低使用比率は次のうちどれか?
1. 50%
2. 90%
3. 99%
4. 100%
◇正解. 4. 100%
教本ページ 10
解説:原料米として国内産米のみを行い、国内で醸造された清酒のみが「日本酒」を名乗れる。
国税庁の酒税法によって日本酒は「清酒」と呼ばれており、清酒の定義は厳格に管理されている。
問題
▶酒税法における清酒の定義の概要において、
「原料」として間違っているものはどれか?
1. 米
2. 米こうじ
3. 水
4. 酢酸菌
◇正解. 4. 酢酸菌
教本ページ 11
解説:酒税法における清酒の定義は、
・米、米こうじ、水を原料とし、発酵させてこしたもの(アルコール分が22度未満のもの)
・米、米こうじ、水及び清酒かすその他の政令で定める物品を
原料として発酵させてこしたもの(アルコール分が22度未満のもの)
米(蒸米)、米こうじ、水を混ぜて発酵させる状態のものを醪(もろみ)と呼ぶ
問題
▶清酒が製成されるのは次のうちどの時点か?
1. アルコール発酵が完了した時
2. 醪をこした時
3. 瓶詰めした時
4. 醸造アルコールを添加した時
◇正解. 2. 醪をこした時
教本ページ 11
解説:こすとは方法を問わず、酒類の醪を液状部分とかす部分に分離する全ての行為をいう
清酒造りの現場では「こす」よりも「搾る」と言う事が多く、
醪を搾る工程を「上槽」(じょうそう)とよぶ
正解率はいかがでしたでしょうか。
合格を目指すのであれば、解説ましっかりと理解したうえで、
70%以上の正解を求められます。
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